NYダウ30+αの増配率を比較してみた
+αたち
ITW SBUX MKC
ここ5年増配率上位20銘柄にまず絞ります。
また3年増配率上位20銘柄を重ねます。
MKCを比較したかったのですが上位20位に入らず落選(20位~25位でした)
今年は株価上昇率が良いので配当利回りはもちろん下がっています。
ただ極端に低いなら無配でも良いんじゃない?ということで
配当利回り1.5%未満を削除しました。
すると下記11銘柄が残りました。(5年以内減配も削除)
そして(今年の増配率+過去3年)÷2順に並べてみました。
一位はBA(ボーイング)
2014年に0.73$→現在1.42$ 2倍になっています
二位はHD(ホームデポ)
2014年に0.47$→現在0.89$ こちらも約2倍
三位はSBUX(スターバックス)
こちらは2010年より配当開始されています
2014に0.13$→現在0.30$ 初めだからというのはありますが約3倍
ではこのまま上位に投資しよう!とは流石に言えません。
今年の上昇率 配当利回り PER
(配当性向もみましたがほぼ全ての銘柄が60%未満であり良好でした)
(dividend.com morningstar.com より)
先ほど1位だったBAですが今年なんと81%も株価が上昇しています。
HDも40%上昇しています。
長期で見れば右肩上がりのチャートといっても
やっぱり株価購入価格は重視したいです。
山高ければ谷深しですね。
ダウ平均はPER21ですがこちらも軒並み高いですね。
IBMは12.9と極端に低いですね。
増配率と合わせ、下位の方が気になります。
総括
個人的に気になる三選
CSCO 過去平均 増配率13.6%
配当利回り3.09%
PER18.5
2011年から配当開始。増配率は10%以上。
キャッシュフローも素敵。フリーキャッシュの50%を株主に還元することを目標としている。過去の株価やRSI、移動平均線から見れば現在割高だが、MACDは良好。
今後も期待しています。
IBM 過去平均 増配率 10.1%
配当利回り 3.88%
PER12.9
増配年数17年。今年は悪い意味でバフェット銘柄として左右される株価でした。
また20四半期以上の減収で株価は下がり続けている。前回の決算で少しだけ希望が見えた状態。
株価チャートは分岐点。10-12月(第4四半期)の結果次第で上昇傾向へ持っていける形をしている。140~145$なら買い増しを検討します。
SBUX 過去平均 増配率 24.6%
配当利回り 2.09%
PER 24.2
2010年から配当開始。増配率は24%
PERは24と割高だが、NYダウ平均(21)も上昇してきている。
キャッシュフローは成熟企業と比べれば不安定。
株価チャートは現在下降傾向。割安に見えなくもないが
リスクを低くするためには50$以下で仕込めれば吉。
来年位には買い場がくるかもしれない。