ハイテク株が売られて、気になる株
29日の大手ハイテク株が急落した話
年初来の株価上昇が高いハイテク株に利益確定売りを出し、出遅れた銘柄(銀行、小売り、通信等)に資金を移す【循環物色】が鮮明でした。
循環物色って何?
循環物色は上昇相場で起こる。
相場は上昇してくると、投資家はだんだん強気になり、株を買いたい投資家が増えてくる。
でも、すでに高くなっている株は、なかなか買えません。
まだあがってない株はないかなぁと投資対象を探して、
出遅れている銘柄に資金が移ること。
28日に米上院予算委員会が税制改革法案を可決し、減税の一歩に前進し、政策による景気押し上げ期待とともに株式市場への資金流入が続くと見方が広がっています。
ハイテク株は成長期待の買いを集め、今年の米株高をけん引してきました。
決算発表を終えて業績面の材料が出尽くし、売りが優勢となりました。
「成長期待が後退したわけではなく、短期的な利益確定売りが出ている」らしいです。
昨年末比の上昇率 29日の暴落率
- エヌビディア 97% -9.0%
- ペイパル 97% -7.9%
- アドビ・システムズ 80% -5.4%
- ネットフリックス 60% -7.5%
- アマゾン 59% -4.1%
- フェイスブック 58% -4.6%
- キャタピラー 49% -1.3%
- アップル 49% -3.4%
- マスターカード 49% -5.8%
etc・・・
出遅れた銘柄(銀行、小売り)で気になる株 (2017/11/30)
銀行
C シティグループ 75.4ドル +1.34%
配当性向 24%
PER 14.4%
配当利回り 1.78%
500ドルだった株がリーマンショックで10ドルになりました。
しかし、ここ数年は自社買いも期待できます。
バロンズによれば2020年までに株価100ドル達成の可能性もあるとのこと。
小売り等
TGT ターゲット 61.8ドル +8.9%
配当性向 55%
PER 12.4%
配当利回り 4.4%
ネット通販大手のアマゾンが大頭し、大きな脅威があります。ですが、業績悪化に対してネット通販の強化等これからの対策に期待。チャート的には65ドルに乗っかれるか注目しています。
配当性向 63%
PER 20.1%
配当利回り 3.5%
ハーゲンダッツ!過去100年以上一度も減配していない。
近年苦戦中ですが老舗食品メーカーとして頑張ってほしい。
チャート的にはこの56ドルを維持できるか、そして60ドルを目指せるか
注目しています。
現状、買い増しの予定はなく傍観する予定です。
来年にかけて、ハイテク株が大きく下降すれば、それは買い場なんでしょうか?
この循環物色の流れに乗れるように注目していきたいです。
出遅れている株を探して資金を回していけば資金効率UP!
そんな先見の目はないので、定期的に買い足していくだけです。
あの大手ブログと内容がかぶってる。ごめんなさい。