2018年、米国決算4Qシーズンが始まる。注目株は?
2018年4Q決算のシーズンが始まる。そんな話
見通し
10-12月期(4Q)の増益率は7-9月期(3Q)から改善見込みがある。
これは2017年8月9月にあったハリケーン(ハービー・イルマ)の影響です。
10~12月は落ち込んだ増益率が回復する。
8月25日にテキサス州南東部に上陸した「ハービー」。
同州最大都市のヒューストン近郊では1300ミリを超える雨が降り、1000年に1度と言われる面積25000平方キロ(秋田県2つ分以上)の大洪水をもたらしました。
地域のエネルギーセクターを支える労働力や送電網、輸送などの要素に対する洪水の影響を含めると240億ドル(約2兆6200億円)に上る可能性がある。
ハリケーン「イルマ」は2017年9月10日にフロリダ州南部に上陸。
一時は大西洋で発生したハリケーンとしては史上最強の強さに成長し、最大風速は185mph(時速約300キロ)にまで到達。勢力が5段階で最大のカテゴリー5のハリケーンとなりました(「ハービー」はカテゴリー4)。
補足
大きなハリケーン(自然災害)の影響で、大型ホームセンターの株価は上昇しました。その理由はハリケーンに備えて多くの人が自家用発電機や修理用品の購入を増加させるからです。
HD(住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーン)
8月末 150ドル → 9月末163.5ドル
ITW(工業製品・設備の多国籍メーカー)
8月末 137.5ドル → 9月末 147.9ドル
為替がドル安で企業業績に追い風
ドル指数(主要通貨に対する米ドルの為替レートを指数化したもの)は16年末をピークに低下基調となっており、10-12月期は前年同期比で9.9%のドル安となっています。グローバル企業の売上・EPSを押し上げると見込まれます。
注目株
PM 決算2月1日
売上のほぼ100%が海外のため、ドル安による売上・利益への押上げ効果が現れやすい。加熱式たばこでは「iQOS」は日本を中心にアジアで先行して売上を伸ばし、市場シェアを拡大中。
株価は100~105ドル前後で停滞中。
決算次第では反発するかも?
DUK 決算2月20日
ハリケーンの影響で7-9月期はマイナス5%となりましたが、10-12月期は一時要因は剥落して回復の見込み。(予想プラス8.4%)
金利上昇。8万4000ドルの罰金の影響で下落傾向。
決算が良好な結果なら50日移動平均線で止まるかもしれません。
76ドルにタッチするようなら購入も検討したいと見ています。
2018年1月現在、決算期待もあり米国株は上昇しています。
12月のISM製造業・非製造業や12月分雇用統計結果等、良好な経済状況確認と緩やかな利上げペース維持との市場見通しをマーケットが好感しています。
私は個別銘柄の所持が多いので決算の影響は大きいです。
このまま2月まで堅調な結果を保てるのか、見守っていきます。
にほんブログ村 つたない文章ですいません。また読みに来てください( ^-^)_旦""