バンガード 米国高配当株式 ETF(VYM)に長期投資開始
なぜ今VYMを購入したのか。そんな話
2018年1月、バンガード 米国高配当株式 ETF(VYM)をNISAにて新規購入しました。
海外ETFを購入する場合、皆様一度は検討するんじゃないですか。
米国高配当株式という事で配当金好きな人にぴったりです。
購入理由
①所持していない複数の優良企業に投資をしたかった。
構成銘柄
2018年1月現在
マイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)、ボーイング(BA)など
多数の優良企業に投資できます。
2017年大幅な株価上昇があり、個別に購入するには勇気がいります。
VYMは約400銘柄に分散されているため、比較的購入しやすいです。
配当利回り(税引き前):2.66%
経費率:0.08%
配当月:3月6月9月12月
チャート
現在の株価は安値ではありません。しかし、安値を待っていたら、いつ購入できるか解りません。そんな綺麗なチャートです。
2018年、分割して購入します。(3回以上)
私はSBI証券を利用しているため、NISA口座でのETF購入手数料が要りません。
分割する事で、リスクの軽減ができればと考えています。
②株主還元に期待
2017年12月に成立した米税制改革法案には、国際課税制度の変更が盛り込まれ、これまで米国企業が海外で滞留させざるを得なかった資金の活用が注目されています。
アップル(AAPL)2500億、マイクロソフト(MSFT)1300億、シスコ・システムズ(CSCO)690億など海外に多額の現金及び同等物を保有しています。
ブッシュ政権時の 2005 年に実施されたレパトリ減税では、米国に還流した資金の大部分が株主還元に充てられ、なかでも自社株買いが大幅に増加されました。
※注意
先日、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2017年4Qの発表がありました。
税制改革関連費が重しとなり、純利益は激減しました。
その他の影響もありましたが、株価は141.83-6.31 (-4.26%)と下落しました。
しかし、EPSは引き上げられています。税制改革関連費も一時的なものなので、そこまで心配していません。
②ドル安
2018年1月25日、昨年9月以来の一時1ドル108円台になりました。
ドル売りの流れはアメリカ トランプ大統領が、貿易赤字の削減を目指す姿勢を強めているからです。
「アメリカの輸出企業に有利なドル安が進むのではないか」という市場反応です。
ムニューシン米財務長官の発言もドル売りに拍車をかけました。
「弱いドルは貿易にとっては良いこと」、「短期的なドルの動向には関心ない」と述べています。
ドルインデックスでは、サポートラインの90を切っています。
「米ドルが売られていることによるドル安円高」と言えます。
※ドルインデックス
主要6通貨(ユーロ57.6%、円13.6%、ポンド11.9%、カナダドル9.1%、スェーデン・クローネ4.2%、スイスフラン3.6%)に対するドルの相場を指数化し、米ドルの総合的な価値を示す指標です。
まとめ
VYMは配当金、株価上昇を期待できる長期投資に適したETF
米国での投資や株主還元等への海外利益の活用拡大に期待(過去の減税時は自社買い増加)
米ドルが売られていることによるドル安円高中
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MKCが下落。でも安値じゃありません。
MKCの株価が下落したけども。そんな話
MKC(McCormick&Company)は、小売業者、食品メーカーおよび食品サービス事業を含む食品業界に、スパイス、調味料ミックス、調味料や香辛料製品の製造、マーケティングおよび販売をしています。
先日、MKCの株価が下落しました。99.19-3.72 (-3.61%)
これはドイツのアナリストが評価を103ドルから98ドルへダウングレードした事が関係していると考えます。
その他のアナリストの情報を見ると2017年10月時点で100ドル~115ドルの範囲が多いのかなと見ました。
割安ではないけど高値でもない
私は2017年、7月半ばにMKCを購入しました。
これは買収のニュースが出て、株価が-5.22%となった時でした。
MKCは英日用品のレキットベンキーザーから食品事業を42億ドル(約4700億円)で買収すると発表した。米国やカナダで人気の「フレンチズ・マスタード」や、辛いソース「フランクス・レッドホット」といった有名ブランドを獲得することで北米市場での販売力を強化する。
私は株価を購入後、このニュースを知ったんですけどね。
今回の99ドルはその時と比較すれば少し下がったかな?程度で割安ではありません。
チャート
MKCは本当に綺麗なチャートを形成しています。
10年チャートでみると75日移動平均線を割る事がほぼありません。
ここ1~2年は停滞ぎみの株価です。少し50日移動平均線との間が広がり過ぎてるのが気になります。それでも移動平均線上です。
2017年7月の株価と同様に91ドル付近まで下落すれば割安なので追加投資するかもしれません。しかし、今回の99ドルはあくまで移動平均線上まで落ちてきただけです。
MACDのサイクル的には2年前後で変化しています。そろそろ株価が上昇または下落することもあるかなと考えています。
MKCは連続増配31年の配当貴族です。配当利回りは2%前後と高くありませんが
長期投資先としてはとても優秀です。
増配率は良好。ここ10年で約2倍です。(2008年0.22ドル→2018年0.52ドル)
配当性向は50%以下。まだまだ余裕があります。
売上はここ10年右肩上がりです。
まとめ
MKCは長期投資先として優秀。
2018年1月現在の株価は安値ではないが、2018年中には株価が変動する可能性がある。
次の買い場を探りながら、バイ&ホールド見守りたいです。
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2017年4QIBM決算とETFについて
IBMの決算から学んだこと。そんな話
先日の決算を受け株価は下落しました。162.37-6.75 (-3.99%)
決算内容の細かい所は語れません。
23期ぶりの増収だった。しかし機器更新等の一時的な効果である。
5つの事業に分けて見た時に、未来にまだまだ不安がある。そんな感じでしょうか。
私にとってIBMは購入時からずっと減益なので立場は変わりません。
配当金がもらえれば今まで通りです。
ただし、先日の追加投資理由から150ドルを切られると話は変わってくるんですけどね。
ちなみに私のIBMの株価予想は変わらず150~175ドルです。
今回の事を受けて新たに決意しました。
やっぱりETFの比率を増加させよう
個別株の購入は楽しいです。しかし、変動が大きいですね。
購入比率は最高10%前後迄にしていますが、やはり気になります。
増益なら問題ないですが、損益が膨らむと困ります。
今年のNISAではETFはVYM、HDV、VOO。+αとしてMSFTを購入予定でした。
しかし、IBMと同様に変動は大きいでしょう。
なのでMSFTは個別株での購入は我慢してETFで代用しようと決意しました。
MSFTはVYMに約6.4%組み込まれています。試しに、更に組み込まれているETFを見てみます。
(dividend.comより)
信託報酬が低いVGTやNASDAQ100連動のQQQは割とよく見かけます。
XLKも信託報酬は低め、バリュー株とグロース株が混在しています。
あくまで優先順位はVYM、HDVです。これらに関してはどこかで定期に購入したいです。しかし、テクノロジーのセクターはどうしても割高に感じてしまいます。今年から入るにはリスクがあります。なので2018年後半をめどに検討していきたいです。
下落していたら拾えば良いし、上昇し続けたならご縁がなかったという事で。
そんな軽い気持ちです。
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BNDの購入を見送ります
雑談を交えて債券について考える、そんな話。
皆様は、どのように買値を決めますか?
例えば、良いニュースが出たから株価が上昇している。購入しよう!
悪いニュースが出たから株価が下落している。早いうちに損切りしよう!
いやいや、強い握力【株を保有し続ける力(意思)】で持ち続よう。色々あります。
人間は心理的に含み益状態の時は握力は弱く、含み損を抱えている時は握力が強い傾向があります。つまり、利益が出ている時はちょっとしたことで売りたくなり(利益確定)、逆に含み損が生じているときは売る決断が中々できない人が多いのです。
そして株価が下落しているから追加投資をしよう!は更に難しいですね。
売る判断というのは本当に難しいと考えます。
私が過去に短期売買で日本株をしていた頃の話です。株価600円で購入しました。
数日後、450円まで下落しました。怖くなった私は直ぐに売りました。
しかし、その株は数週間後、3000円を超えたのです。
たらればをいえば、もし、あの時売らずに持っていれば利益はいくらだったのか。
似たような事例を何度か経験し、売買は難しいと実感しました。
そして現在、米国株は売らないぞ。長期投資で上昇を信じているからバイ&ホールドだ。と考えているわけです。ところで債券はどうなんだ?と思案中です。
私は購入する際、チャートをみて購入したい株価を決めます。
あくまでチャート主体であり、割安と感じる値段まで下落すれば購入します。
下落しても上昇を信じる株を購入するわけです。
1~2か月に一回見直して目標株価を決めます。
最近の株価は上昇傾向だったので、乖離が大きかったです。
BNDは割安なのか?
BND(バンガード・米国トータル債券市場ETF)も同様に目標価格を決めていました。
ちなみに、80.80ドルです。現在の価格を考えれば投資対象になります。
しかし、なぜ株価が軟化しているのかって金利の上昇を見越してるんですよね?
間違っていたらすいません。
(米国10年債利回りチャート)
一般的に金利の上昇で、債券価格は下落します。
2018年まだ金利上昇が示唆されています。つまり、まだ下落するのではないか。
株と違い債券は値幅が小さい。それが強みともいえます。BNDの10年チャートでみても20%前後しか株価は変化していません。
まとめ
金利の上昇→債券価格下落≒BND下落
債券は値幅が小さい≒高値で購入すれば利益が小さい。
(もちろん配当金はあるので長期では大丈夫だと考えている)
米国株の購入価格の決定方法と債券(BND)は別にする必要がある。
一行でいえば、購入価格が定まりません!とりあえず様子見します!
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ブロックチェーンETFについて
1月17日、米国市場にてブロックチェーンのETFがデビューしました。
今回はその1つ(ティッカーシンボル BLCN)をみてみます。
BLCNは、革新的にブロックチェーン技術を開発している企業に投資していきます。「ブロックチェーンのシステムは、今日、市場で最も重要な、長期的な投資機会の1つを提示します。さらに、ブロックチェーンは、ほとんどすべての業界で、破壊的な影響を広げることができると確信しています。」とReality Shares氏が述べています。
ブロックチェーン技術展開が有望な事例
画像: 経済産業省 ブロックチェーン技術による社会変革の可能性 p9より
2016年のデータですが、見やすかったので載せました。
市場規模は国内の予想です。最近ではビットコインで話題です。
市場規模は更に拡大しているでしょう。
ポートフォリオ上位10社
1 INTC USA 2.43%
2 Overstock.Com USA 2.39%
3 IBM USA 2.37%
4 CISCO USA 2.26%
5 日立製作所 Japan 2.21%
6 MSFT USA 2.19%
7 Hive BlckChn Canada 2.17%
8 SAP Se USA 2.15%
9 SBIホールディングス(株) Japan 2.13%
10 BARC.L UK 2.08%
TOTAL 約22%
日本の日立とSBIが上位に組み込まれています。少しびっくりしました。
そういえば先日、SBIの株価上昇がニュースにもなっていました。
1月19日朝決算発表のIBMもあります。
マイクロソフト、インテル、IBM、シスコの各社の価値は、現時点ではブロックチェーンの影響をほとんど受けていません。近い将来、どうなっていくんでしょうか。
持ち株や購入候補と被るので今後、注目していきたいです。
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iDeCoの運用商品を決めました
本日は夜勤でした。この1回で1カ月分程度の拠出額か。そんな事を考えていました。
しっかり働いていきます。
私は現在、楽天VTIの毎日積立を行っています。それの代用として考えたのがiDeCoでした。
数日後、書類が届き記入しましたので、簡単にですがまとめておきます。
①社長にiDeCoを申し込みたいと伝え、事業所登録申請書を記入してもらう。
掛け金拠出限度額が決まってるので確認が必要です。
私の場合は拠出限度額が23000円でした。
基本給が上昇し、仕事が落ち着いてきたら限度額まで拠出しようと考えています。
今年は様子見で、15000円の拠出にします。
iDeCo限度額+NISA(120万)+αの出費は流石に厳しいという判断です。
それなら積立NISAにしようよって話ですが、好きに投資をしたいので辞めときます。
②個人別管理資産移管依頼書・確定拠出年金移転時分配指定書(個人型)
別の機関でしていた拠出額をどの様に再分配するのか (個人別管理資産移管依頼書)
今後の拠出をどの様に分配するのか(確定拠出年金移転時分配指定書)
を記入します。同じ分配にしなくても大丈夫です。
100%になるように1%刻みで記入できます。加入後ウェブサイトでも行えます。
今後の拠出は楽天VTI 70%・楽天VT 30%にする事にしました。
あまり深い意味はありません。米国株頑張れ。新興国がよかったら楽天VTIで少しカバーできるかな?くらいの気持ちです。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
商品番号:030
選定理由
CRSP USトータル・マーケット・インデックスとは、米国株式市場の大・中・小型株、約4 ,000 銘柄で構成される指数です。NYダウやS&P 500 指数よりも銘柄が分散されており、且つ、類似の米国株式インデックスファンドよりもファンドの管理費用(含む信託報酬・税込)が低く抑えられているため、中長期に渡る資産形成にも向いています。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
商品番号:031
選定理由
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは、新興国を含む世界約7 , 400 銘柄で構成される指数です。「オールキャップ」という名称の通り、中型株と小型株も網羅されている点がポイントです。1本で全世界の株式市場を幅広くカバーできる「オールインワン」型の株式インデックスファンドです。
(楽天証券より)
注意点
申請用紙には楽天VT・楽天VTIの選択肢が載っていませんでした(2018年1月)
念のためサポートセンターに確認した所、空欄に記入すれば問題ないという事でした。
③個人型年金加入申請書
引き落とし口座等の記入がこれになります。
私は新たに楽天口座を開き、そこから引き落としにしようと考えています。
1つ問題が起きましたが、それはまた別の話。
後は本人確認書類を同封して書類を返送すれば、とりあえず終わりです。
1月31日までに返送すれば3月26日から拠出可能のようです。
書類の不備があるとずれ込んでしまうので、しっかり確認します!
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2018年、米国決算4Qシーズンが始まる。注目株は?
2018年4Q決算のシーズンが始まる。そんな話
見通し
10-12月期(4Q)の増益率は7-9月期(3Q)から改善見込みがある。
これは2017年8月9月にあったハリケーン(ハービー・イルマ)の影響です。
10~12月は落ち込んだ増益率が回復する。
8月25日にテキサス州南東部に上陸した「ハービー」。
同州最大都市のヒューストン近郊では1300ミリを超える雨が降り、1000年に1度と言われる面積25000平方キロ(秋田県2つ分以上)の大洪水をもたらしました。
地域のエネルギーセクターを支える労働力や送電網、輸送などの要素に対する洪水の影響を含めると240億ドル(約2兆6200億円)に上る可能性がある。
ハリケーン「イルマ」は2017年9月10日にフロリダ州南部に上陸。
一時は大西洋で発生したハリケーンとしては史上最強の強さに成長し、最大風速は185mph(時速約300キロ)にまで到達。勢力が5段階で最大のカテゴリー5のハリケーンとなりました(「ハービー」はカテゴリー4)。
補足
大きなハリケーン(自然災害)の影響で、大型ホームセンターの株価は上昇しました。その理由はハリケーンに備えて多くの人が自家用発電機や修理用品の購入を増加させるからです。
HD(住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーン)
8月末 150ドル → 9月末163.5ドル
ITW(工業製品・設備の多国籍メーカー)
8月末 137.5ドル → 9月末 147.9ドル
為替がドル安で企業業績に追い風
ドル指数(主要通貨に対する米ドルの為替レートを指数化したもの)は16年末をピークに低下基調となっており、10-12月期は前年同期比で9.9%のドル安となっています。グローバル企業の売上・EPSを押し上げると見込まれます。
注目株
PM 決算2月1日
売上のほぼ100%が海外のため、ドル安による売上・利益への押上げ効果が現れやすい。加熱式たばこでは「iQOS」は日本を中心にアジアで先行して売上を伸ばし、市場シェアを拡大中。
株価は100~105ドル前後で停滞中。
決算次第では反発するかも?
DUK 決算2月20日
ハリケーンの影響で7-9月期はマイナス5%となりましたが、10-12月期は一時要因は剥落して回復の見込み。(予想プラス8.4%)
金利上昇。8万4000ドルの罰金の影響で下落傾向。
決算が良好な結果なら50日移動平均線で止まるかもしれません。
76ドルにタッチするようなら購入も検討したいと見ています。
2018年1月現在、決算期待もあり米国株は上昇しています。
12月のISM製造業・非製造業や12月分雇用統計結果等、良好な経済状況確認と緩やかな利上げペース維持との市場見通しをマーケットが好感しています。
私は個別銘柄の所持が多いので決算の影響は大きいです。
このまま2月まで堅調な結果を保てるのか、見守っていきます。
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